【暴風雨&子ども2人連れキャンプ】天城ふるさと広場キャンプ場へ行きました
こんにちは! くろいです。
梅雨入り前なのに、雨の日が多いですね。
雨キャンプが多い我が家ですが、先日、天城ふるさと広場キャンプ場で2泊して、これまでにないすごい雨と風にやられました。(キャンプ場は悪くありません)
そんな嵐のキャンプレポになります!
今回のキャンプポイント
- 区画テントサイト
- 風呂なし1泊2200円!
- 夜、暴風雨
こちらのキャンプ場は、電話(0558-87-1800)でのみ予約可能です。
風呂はありませんが、近くに温泉があり、なにより!サイト料金が1日2200円と激安!!屋根付きの炊事場もあり、駆け回れる広場もあり、またリピートしたいキャンプ場でした。
所在地
初めての伊豆キャンでしたが、伊豆って最高ですね!!
キャンプレポ
沼津の刺身は古玄!
本当は今回、富士山YMCA→天城ふるさと広場キャンプ場の連泊を考えていたんですが、前日の雨予報によりYMCAを断念したんです。
でもYMCAのすぐ隣のまかいの牧場には行きたい!……というか、この時期しかできないという羊の毛刈りをしたい! ということで朝からまかいの牧場へ遊びに行きました。
※まかいの牧場に関する記事はこちら
メインはキャンプだから12時頃には牧場を出て〜とか思っていたのですが、思いのほかまかいの牧場が楽しすぎて。結局、牧場を出たのが15時。
天城ふるさと広場キャンプ場までは1時間半。チェックインは17時までだったので、普通に行けば間に合うはずだったのですが、この日の夕食は、沼津の古玄さんという魚屋さんで刺身の盛り合わせを買ってそれで手巻き寿司にするという予定……。
まかいの牧場から古玄まで1時間20分。
古玄から天城ふるさと広場キャンプ場まで30分。
……10分で買い物を済ませばいける。
ということで、旦那に安全運転で車を飛ばしてもらい、予定より10分短縮で古玄さんに到着!
急いでいたので店頭の写真など撮れませんでしたが、こちら、本当におすすめです!
事前に電話をしてお願いすれば、値段や希望にそった刺身の盛り合わせを作ってくださいます。今回私が頼んだのはウニ込みで5000円の刺身の盛り合わせ。
夜のキャンプ場の薄暗い照明でほんと申し訳ないんですけど!
本当に豪華な盛り合わせでした!!
個人的に感激したのはアジのなめろう。もう、臭みがZERO。まったくないんです。スーパーで買うアジのなめろうとはまったくの別物でした。白身魚もコリコリしてて、ウニも美味しくて、最高でした。
さてそんなこんなでキャンプ場に到着したのは17時ジャスト。
こんな時間から設営を始めるなんて私たちも玄人じみてきたな、などと思いながら設営を始めましたが、夕食を食べ始めたのは結局19時近かったのでした。2時間も何やっとったんじゃ。
天城ふるさと広場キャンプ場のシステム
天城ふるさと広場キャンプ場は、市営のスポーツレジャー施設です。
敷地内に入ったら、まず天城ドームでチェックインをしてください。決してまっすぐキャンプ場の方へ行ってはいけません。←行った。
キャンプ場横の管理棟には誰もいないので、管理棟の周りをウロウロしてもいけません。←ウロウロした。
薪も、ドームで購入可能です。
ドームで「薪買いたいんですけど」と言うと、奥の事務所にいたおじさんがドームを出てどこかへ出かけました。案内を受けてからキャンプ場へ向かうと、そのおじさんがキャンプ場横の管理棟から薪を出してサイトまで持ってきてくれたところでした。
ああ、そういう仕組みなのね……と理解する私。
翌日、サイトから事務所に電話をして薪を購入したい旨話すと、やっぱり昨日のおじさんがサイトまで薪を持ってきてくれました。その人にお金を渡して、薪購入完了!
今までにない楽ちんな薪購入システム!
薪代は確か……600円くらいだったかと思います。←うろ覚えすみません。
初日はそんなこんなで古玄さんの最高の刺身で最高の手巻き寿司を食べた我々。写真がほとんど撮れなかったのは、この日の夜突然の雨風で早々にテント内に引き上げたためでした。
キャンプで雨はがっかりですが、雨キャンプに慣れた我々は設営時に降ってなかっただけラッキーだったね、などと思いながら風の音に顔をしかめて眠りについたのでした。
次の日に恐怖体験をするなどとは夢にも思わずに……。
サイト、遊び場、トイレ、炊事場など
翌朝。
昨日の雨風が嘘のように気持ちの良い晴れ間。
テントサイトは、AサイトとBサイトと分かれていて私たちが泊まったのは Aサイト。下の方に見えたBサイトは少し傾斜があるようす。
どちらのサイトでも、トイレも炊事場も近いです。
炊事場は屋根付きでバーベキュー台あり! 温水は出ませんが、蛇口の数が多くて綺麗に管理されている感じがしました。
このトイレの奥に、砂利の広場があります。
子供たちはここで駆け回って凧揚げをしたりして遊んでいました。その隣には本物の機関車があり、中に入ったり上ったりもできるようになっていて、冒険心をくすぐられる子供たち……。
私たちは利用しませんでしたが、体育館もあって、中でバトミントンなどをしているグループもありました。雨なら陶芸なんかもできるようですし、ファミリーには使いやすいキャンプ場だなと感じました!
昼は釣り場へ
午前中に遊び倒した我々は、昼食を求めて車で10分の釣り場へ。
こちらは、浄蓮の滝を見ながら釣りができるという釣り場で、もうとにかくマイナスイオンたっぷり!
1時間券を買って釣りを始めましたが、途中でパラパラと小雨が降ってきました。私と娘はささっと売店の方へ逃げましたが、旦那と息子は頑張って粘ったものの……釣れなかったようです。残念。
ちょうどコツを掴んだ! ってところで1時間経ってしまったらしいので、次は雨が降らない日にもう少し長くいられたらいいね! 雨が降らない日にね!
水の綺麗な浄蓮の滝ではわさびが栽培されていて、私はわさび団子なるものをいただきました。ぴりっと辛くて美味しい。子供には、頼めば普通のみたらし団子にもしれくれたので、雨で冷えた体にはぜひ団子を!
遅めの昼食、早めのお風呂からの……嵐
結局昼食となるはずの魚を一匹も釣れなかった我々は、帰る途中のスーパーでうどんや唐揚げなどを買い込み、13時過ぎにキャンプ場へ戻りました。
ささっと昼食を済ませ、ぱらぱらと雨が降る中、お風呂へ出発。
近隣には温泉がいくつかありましたが、今回行ったのは湯の国会館さん。
時期が時期だったので、あまりのんびりはせずにささっと出てきました。
でも川が見える露天風呂とか薬草風呂とか、文庫本を持ってのんびりお湯に浸かっている方もいて、またゆっくりできる時に来たいな〜などと思うのでした。
さて、キャンプ場に戻ってきた時には雨が止んでいたので、のんびり夕食準備。ここで、なんとなーく雨雲レーダーを見ていた旦那が恐ろしい一言を発したのです。
「やばい。赤いのが来る」
赤いの。
つまりこれです。
やばい。
とその場にいた全員が思いました。
慌てて夕食を中断し、すべてをテントの中に撤収。旦那は子供たちを連れてトイレに行きました。そんなことをしているうちにキャンプ場は暴風域に。
子供たちがトイレから戻ってくるころにはあまりの雨風でテントのチャックが閉まらない事態に!
傘も意味をなさず「ぎゃー!」とテントに駆け込んでくる子供たち。
「テント閉めてぇええええ!」
と叫ぶ私。
倒れるギアボックス。
真顔でばっさばっさと揺れるテントを中から押さえる息子。(ペグ打ちが足りなかった)
ようやくチャックの閉まったテントの出入り口を掴み、「テント守るうううう! もうテントで寝ないいいい!」と号泣する娘。
もうね、今までにないカオス。
雨キャンが多いとはいえ、大きなタープがあるのでいつも食事は外で食べていた我が家……。
今回は、いまだかつてない暴風でとても外で食べられる状況じゃなかったので、初めて2ルームテントのリビング部分で食事になったのですが、ギアが整理されてないせいで狭いこと狭いこと!
これまであまり考えていなかったリビング部分の整理整頓を考えさせられた一夜でした……。
あとテント内に避難するんじゃなくて、近くの屋根付き炊事場に避難すればよかった……と思いながら、早々に寝袋に入ったのでした。
そそくさと撤収!!
翌朝は、昨日の暴風が嘘のような快晴。
もうなんやねん。
でもおかげでテントは乾かしてから撤収できました。
チェックアウトは10時です。
昨晩は屋根付き炊事場で夕食を食べたという他のキャンパーの方に話を聞くと、どうやら昨日の暴風雨は炊事場の中にまで猛威を奮ってきてたようです。小学生のお子さんが泣くほどだったとか。マジか。
さらに旦那が、「友達から伊豆らへん竜巻注意報出てるけど大丈夫?とLINEが来た」と言っていました。
……無事、朝を迎えられてよかった。
ともあれ!
今回で、かなり雨キャンプに対する耐性がついた気がします! 豪雨キャンプでやるべきこと、必要なものもわかりました!
豪雨キャンプで一番大事なのは、寝る時靴を地べたに置きっぱなしにしないこと!!←そこか?
翌朝浸水によって靴がびっちゃびちゃになっていて、子供たちのテンションがだだ下りしてました。
あとはすのこなどの立ち上げや、リビングルームを整理するためのテーブルがほしいな〜。あの雨でもインナーテントへの浸水はなかったので、これについては今後の安心材料になりました。
まぁ、暴風雨が予想される時はキャンプに行かないのが一番ですけどね!!
おまけ:ゆるキャン聖地巡礼
そんなこんなで恐怖の暴風雨キャンプを終えた我々ですが、せっかく伊豆に来たことだし……と、子供たちの大好きなゆるキャンの聖地巡礼をしてから帰りました。